【トーラス・ライフの経営哲学】7/10更新 BLOG 2025年7月10日 / 【トーラス・ライフの経営哲学】7/10更新 はコメントを受け付けていません 第1回:合法ドラッグ──“糖質”が思考を奪う 🍰 リード 「糖質」。それは、私たちの生活に最も自然に溶け込んだ“合法ドラッグ”かもしれない。甘いスイーツ、白米、パン、ジュース。口にすればホッとし、脳が喜び、心が落ち着いたような錯覚に陥る。しかしそれは、**“錯覚”**にすぎない。糖質は、知らぬ間に思考をぼかし、創造性を鈍らせ、人生の選択を狭めていく「静かな麻薬」なのだ。 🧠 1. 糖質依存という見えない鎖 「糖質依存」という言葉を聞いたことがあるだろうか?依存というと薬物やアルコールを想像しがちだが、糖質にもそれに匹敵する報酬系への作用がある。糖質を摂取すると、血糖値が急上昇し、脳内でドーパミンが分泌される。これはまさに、「報酬を受け取った」と脳が認識する快感物質だ。しかしその後、急激に血糖値が下がることで、イライラ、焦燥感、疲労感といった**「反動」が押し寄せる**。この落差が、さらなる糖質摂取を誘発する。まさに**“ジェットコースター思考”**。気づけば、頭がぼんやりする→ 何か食べたくなる→ 甘いものを口にする→ スッキリするけど、またどこかで気分が落ちる…この無限ループに、どれだけの人が囚われているだろうか。 🎨 2. 創造性を溶かすメカニズム 糖質の乱高下は、単に体調を左右するだけではない。わたしたちの**「発想する力」「集中する力」**を、確実に削っていく。そのカギを握るのが前頭前野。ここは、意志決定、創造性、計画性を司る脳の司令塔だ。血糖値が乱れると、この前頭前野の働きが鈍くなる。結果、アイデアが出なくなったり、やる気がなくなったりする。現代のトップクリエイターや実業家が糖質制限をしているのは、単に「健康のため」だけではない。“脳のクオリティ”を維持するための戦略なのだ。 🔓 3. 自分の意思で“甘味連鎖”を断ち切る方法 依存というのは、「意思」では抜け出せないことが多い。でも、意思を“準備”することはできる。❶ 最初の48時間が山場糖質を抜くと、まず来るのが“渇望”と“頭痛”。これは身体が切り替わるサイン。2日目の夜あたりでピークが来て、3日目からすっと楽になる人が多い。この時期は、以下の「置き換え食材」が役立つ:ナッツ類(特にくるみ、アーモンド)高カカオチョコ(85%以上)生姜紅茶やハーブティー❷ スパイス × ファイバーで脳にご褒美を「甘味の代わりに香り」を使う。シナモン、カルダモン、ナツメグなど、スパイスには中枢神経を刺激する作用がある。また、腸を整える食物繊維を意識的に摂ると、“腸脳相関”が働き、脳のバランスも安定しやすくなる。 ✍️ まとめ & 行動提案 思考を奪う「合法ドラッグ」から自分を解放するには、まず“知ること”、そして**“小さく始めること”**が鍵。✅ 今日から始める 3 ステップ:白砂糖を含む加工食品を3日間だけ避けてみる代わりにスパイスティーを飲み、手帳に感覚の変化を書く最終日、自分の頭がどう“澄んで”きたかを感じてみる 🎯 次回予告 第2回のテーマは【暴力のエネルギー──肉食のカルマを見つめる】。「食べること」は、社会や思想ともつながっている。あなたの皿の上に横たわる“もう一つのストーリー”に耳を傾けてみよう。※こちらでご紹介している内容は、トーラス・ライフとしての経験や見解をもとにまとめたものです。必ずしも一般論や科学的定説と一致するものではありませんので、ご自身での判断とご理解のうえお読みください。 最後までお読みいただきありがとうございます。より詳しい内容や、日々の気づき・考えを「note」にて発信しています。ぜひこちらもご覧ください →トーラス・ライフ 中の人